医学部を目指す受験生は何を基準に大学を選んでいるのでしょう、またいつの段階で志望校を決定しているのでしょう、ここでは医学部に合格した先輩達の志望大学を選ぶ基準をご紹介します。志望する医学部を選定するにあたって重要となる判断基準は各大学の偏差値です、偏差値情報を元に今の自分の偏差値との差を正確に把握することによって受験勉強のスケジュールをより効率的に組み立てることができます。偏差値情報は毎年更新・公開されているのでインターネット等で自分の進みたい医学部の情報を調べることが合格に向けての第一歩となります。また、志望校の決定のタイミングですが合格した先輩たちの話しをまとめると高校一年生の2学期には最低でも志望大学を決定し、医学部予備校なども一度資料請求などでリサーチしていることがわかります。医学部の大学受験は難易度が高く勉強する範囲も多岐に渡っているため、なるべく早い段階で志望する医学部を決定し受験勉強の費用対効果を最大限上げておくことが合格するにあたり必須条件となっています。その他にも参考書やテキストの選定、医学部予備校の選定などやらないといけないことは大変多くなっています。まずは、合格に向けて自分の偏差値、進みたい医学部の偏差値を調べることから始めましょう!
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★医学部合格って難しい?偏差値はどれくらい必要?★
医学部は最難関入試と言われていますが、実際にはどれくらい難しいのでしょうか。まず、医学部人気に伴い競争倍率が急激に上昇しています。医学部の定員数は9262名に対し、志願者は14万人を超えています。したがって、志願者倍率は15倍という狭き門です。しかも、受験生のほとんどは偏差値60を超える秀才が全国各地から集まってきます。ちなみに最難関である東大理三は偏差値78という高さです。近年は受験者増に伴い難易度も上がっており、偏差値は昔より伸びた大学が少なくありません。私立御三家の1つである東京慈恵会医科大学も1995年は偏差値56だったものの、今では偏差値74まで上がっています。他にも順天堂大学が学費を大幅に下げたことで受験生が殺到し、偏差値は以前に比べて10上がっています。センター試験で見てみると医学部合格に必要な得点率は90%と言われており、低くても85%ないと二次での挽回も難しいです。しかも、理系科目だけでなく国語や社会なども必須科目となっているため、文系・理系問わず全ての科目で高い点数を取る必要があります。90%の得点率を確保しようと思うのなら苦手科目が1つでもあっては無理です。全ての教科をモノにして高得点を稼げるようになるまで勉強する必要があります。このような難しさから今では、地方の中堅医学部に合格できる学力があれば東大の他学部に合格できると言われています。東大に合格できる人はすごいと思われていますが、医学部はそれくらい難しいとイメージして間違いありません。なぜそこまでして医学部合格が難しいかと言うと、医師になれば安定した地位と報酬が期待できるからです。医師は社会的地位が高く世間体が良いのは周知のとおりです。また、勤務医でも年収1000万円は軽く超えてくるうえに、高齢になっても活躍している人が沢山います。そんな魅力が沢山ある職業であるために理系の優秀な学生が多く目指す傾向にあります。近年は大企業でもリストラや倒産が相次ぎ、いつ自分の会社が潰れるか予想できません。そんな時代だからこそ医師の人気が高まっています。また、人気上昇の理由として私立医学部の学費値下げにあります。今までは私立の医学部と言えば、医師の子供が通えないような高額な学費でしたが、近年はサラリーマン家庭でも通える大学が増えています。したがって、優秀なサラリーマン家庭の受験生が医学部を目指すようになったことも難易度上昇の要因として考えられています。